詳細についての交渉とは? わかりやすく解説

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詳細についての交渉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 12:28 UTC 版)

1961年の国際連合事務総長の選出」の記事における「詳細についての交渉」の解説

ハマーショルド後継者についてはすぐに合意ができたが、その詳細について米ソ対立していた。ソ連は、「事務総長代行」として指名し事務総長代行事務次長と「合意の上で」行動することを宣言しなければならないとしていた。アメリカは、安全保障理事会指名できるのは(代行ではない)事務総長であり、暫定事務総長指名できるのは総会のみであると主張していた。また、アメリカは、事務総長には行動の自由がなければならない主張していた。 主な意見相違点は、事務次長の数だった。ソ連当初、3人の補佐役による強制協議規定設けることを主張していたのに対しアメリカは5人の補佐役による任意協議規定設けることを希望していた。アメリカは、西ヨーロッパからの1名を含む5名の補佐役を要求したが、ソ連東ヨーロッパからの1名を含む6~7名の補佐役を提案したイギリスのパトリック・ディーン(英語版大使は、政府から7人案を受け入れて4人案は拒否するよう指示受けたディーン大使は、アメリカスティーブンソン大使に「最後の手段として」7人案を受け入れるよう説得した。しかし、アメリカ国務省は5人案しか受け入れられないという指示出していた。 この膠着状態は、11月1日スティーブンソン大使が「補佐役の数は事務総長自分決めて良い」と提案したことで、ようやく打開された。ウ・タントは、次官を5人にするか7人にするかをあらかじめ約束しない宣言書作成した

※この「詳細についての交渉」の解説は、「1961年の国際連合事務総長の選出」の解説の一部です。
「詳細についての交渉」を含む「1961年の国際連合事務総長の選出」の記事については、「1961年の国際連合事務総長の選出」の概要を参照ください。

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