設立概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 10:33 UTC 版)
江戸時代の画家、酒井抱一の身内にのみ伝来していた琳派の画法を受け継ぐ、酒井抱道(雨華庵6世を名乗っていた)の指導の下に研鑽を重ねた代表者が主宰。 抱道は南大谷中学校の校長を務めており、退職後に父兄を集め、琳派の水墨画と日本画の研究をする有志団体を興した。その団体は後に有志により「竹琳会」と名称された。 「琳派墨絵保存倶楽部」代表者は同中学校の生徒で、抱道より直接指導を受ける。その後、「竹琳会」から派生した、元「竹琳会」の教え子からなるいくつかの団体における琳派の画法の研究を経て、「琳派墨絵倶楽部」ができあがった。 倶楽部の理念は、日本で発展した水墨画特有の技法「付け立て」画法による水墨画の技法を保持することと、それを教育し発展させること。「付け立て」画法の教授を通して、画材道具などの伝統分野産業の活性化を図ることを掲げている。そのため、留学生や観光客などとも積極的に交流している。
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