記号としてのØ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:35 UTC 版)
国際音声記号では、円唇前舌半狭母音を表す。 音楽では、減五短七の和音(マイナー・セブンス・フラット・ファイブ・コード或いはハーフ・ディミニッシュ・コード)を表す。 (主にドイツ語圏で)平均値を意味することがある。欧州のサッカーに関するサイトなどで使われている。 似た形をした記号として以下のものがある。 斜線付きゼロ - ○(丸)ないし0(ゼロ)に斜線の入ったものだが、斜線は0の内側に収まって飛び出さない点で、本稿のØとは字形が異なる。0(ゼロ)とO(ラテン文字のオー)との混同を避けるためにゼロの代用として用いられる。 ∅ - 数学で空集合を表す記号。製図においては、しばしば直径を示す記号 (⌀) の代用として用いられることもある。 Φ - ギリシア文字で「ファイ」と読む。大文字 (Φ) は上下に、小文字 ( φ {\displaystyle \varphi \,\!} , ϕ {\displaystyle \phi \,\!} ) は下に垂直に、または斜めに長く貫く点で、本稿のØとは字形が異なる。これも斜線付きゼロと同様の役割をすることがある。 その他の似た文字とともに、リコーダーの指番号として、左手親指の音孔を少し開けるサミングを表すことがある。
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