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げんしろく【言志録】

読み方:げんしろく

江戸後期倫理書。1巻佐藤一斎著。文政7年(1824)刊。修身求道説いた随想246章を収めたもの。


言志四録

(言志録 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 13:36 UTC 版)

『言志四録』(げんししろく)
『言志録』(げんしろく)
『言志後録』(げんしこうろく)
『言志晩録』(げんしばんろく)
『言志耋録』(げんしてつろく)
著者 佐藤一斎
日本
言語 漢文
公式サイト [1][2][3][4]
コード ISBN 4-06-158274-7
ISBN 4-06-158275-5
ISBN 4-06-158276-3
ISBN 4-06-158277-1
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言志四録』(げんししろく)は、佐藤一斎が後半生の四十余年にわたって書いた語録。「指導者のためのバイブル」と呼ばれ、現代まで長く読み継がれている。

概要

『言志録』、『言志後録』、『言志晩録』、『言志耋(てつ)録』の4書の総称である[1]。総1133条。

  1. 言志録:全246条[1]。佐藤一斎42歳(1813年)から53歳(1824年)までに執筆されたもの[1]
  2. 言志後録:全255条[1]。佐藤一斎57歳(1828年)から67歳(1838年)までに執筆されたもの[1]
  3. 言志晩録:全292条[1]。佐藤一斎67歳(1838年)から78歳(1849年)までに執筆されたもの[1]
  4. 言志耋(てつ)録:全340条[1]。佐藤一斎80歳(1851年)から82歳(1853年)までに執筆されたもの[1]

四書五経や易経から引用された文章が多く[1]、処世学としても精神修養の書としても高く評価された[1]

三学戒

『言志晩録』第60条
少くして学べば、則ち壮にして為すことあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 佐藤一斎著、山田淳・五弓安二郎訳注『言志四録』岩波文庫、1935年6月、3-9頁。 

参考文献

外部リンク



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