規模・形状・埋葬施設・副葬品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/26 16:05 UTC 版)
「葉山尻支石墓群」の記事における「規模・形状・埋葬施設・副葬品」の解説
これら支石墓の上石の石材は、花崗岩であり、平面が隅丸長方形もしくは楕円形で、長さ1.3~2.0メートル、幅1.15~1.4メートル、厚さ0.2~0.5メートル、4~6個の支石で支えられている。 1号支石墓は、5基のうち最北方にあり、甕棺墓が6基検出されている。1基以外は直立・倒置埋葬である。 2号支石墓の埋葬施設は平面が隅丸長方形の土壙墓で、長さ1.6メートル、幅0.65メートル、深さ0.8メートル。この支石墓のそばから2基の甕棺墓がみつかっている。 3号支石墓は最高所にあり、埋葬施設は平面が円形に近い土壙墓で、長さ1.58メートル、幅1.44メートル、深さ0.5~0.7メートル。この支石墓のそばからも2基の小児甕棺がみつかっている。 4号支石墓の埋葬施設は、平面が楕円形の土壙墓で、長さ1.5メートル、幅0.65メートル、深さ0.7メートル。 5号支石墓は、本微高地の西斜面にしょざいし、埋葬施設は未発掘でその詳細は不明であるが、土坑墓の可能性が強いと見られている。支石の間か供献土器と見られる弥生時代前期の墓がみつかっている。 2基から管玉の7個が副葬品として出土している。
※この「規模・形状・埋葬施設・副葬品」の解説は、「葉山尻支石墓群」の解説の一部です。
「規模・形状・埋葬施設・副葬品」を含む「葉山尻支石墓群」の記事については、「葉山尻支石墓群」の概要を参照ください。
- 規模形状埋葬施設副葬品のページへのリンク