西原鶴真
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/16 13:55 UTC 版)
にしはら かくしん 西原 鶴真 |
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出身地 | ![]() |
ジャンル | 邦楽 ノイズミュージック 電子音楽 現代美術 |
職業 | 薩摩琵琶(鶴田流)奏者 コラージュアーティスト |
担当楽器 | 薩摩琵琶 |
活動期間 | 1996年 - (琵琶奏者) |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
西原 鶴真(にしはら かくしん)は、鶴田流薩摩琵琶奏者。
人物
東京生まれ。
13歳からバンド活動を始め、ロック、パンクなどさまざまな音楽、楽器に親しむ。
その後、「薩摩琵琶鶴田流」鶴田錦史宅を訪ね、弟子入りする。 以後、5年にわたって師に学び、鶴田錦史亡き後は、中村鶴城に師事する。 近年は琵琶弾き語りの古典演奏活動に加え、琵琶を伝統音楽としてだけでなく、現代の音としても聞いてもらうため、クラシック音楽、電子音楽、ノイズミュージックなど様々な音楽とのコラボレーションを行なっている。 また演奏活動に加え、立体コラージュ作品など造形作家としても活動中。
主な活動
出典:[1]
- 1996年
- アートイベントMorphe'96で独演会「TEST PATTERN:0001」を開催
- 1997年
- 独演会「琵琶 音の葉の夕」を開催
- 1998年
- アートイベントMorphe'98でライブ「-邦楽DESTROY-」を開催
- 2000年
- ライブ「LongshotER-LIVE-Vol.1」「LongshotER-LIVE-Vol.2」を開催
- 2001年
- ライブ「LIVE THE 成仏」を開催
- 東京都立鷺宮高等学校定時制の音楽教室で演奏
- シアターΧで開催されたチェーホフ演劇祭の作品『黒衣の僧』に楽曲提供
- 東京都江戸東京博物館で開催されたイベント「忠臣蔵オーバードライブ」に出演
- 2002年
- ライブ「LIVE THE成仏2」を開催
- 護国院大黒天でライブ「「流転回遊園」-写真と絵-」を開催
- 葛飾区立水元小学校の音楽教室でユニット「流血キノコ」として演奏
- 岡山県の津山城でのイベント「津山時代絵巻」にユニット「成仏」として出演
- 東京ビッグサイトのイベント「DESIGH FESTA VOL.16 成仏LIVE」に出演
- 2003年
- アートギャラリー「LE DECO」でライブ「流血キノコの兄弟盃」「サムライオペラ」を開催
- 東京ビッグサイトのイベント「DESIGH FESTA VOL.18 成仏LIVE」に出演
- 2004年
- 2005年
- アートギャラリー「LE DECO」でライブ「サムライオペラ2」を開催
- 2007年
- バンド「GAUZE」のドラマー・HIKOを迎えたライブ「非命」を開催
- 2008年
- 2010年
- 2012年
- サントリーホールにて初演されたオーケストラ曲「ハラキリ乙女~琵琶とオーケストラのための~」に琵琶演奏で参加(作曲:山根明季子 / 指揮:大井剛史 / 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団)[4][5]
- 2013年
- チェリストのギャスパー・クラウスのアルバム『序破急』に琵琶演奏で参加
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- オーストラリアのアートイベント「Asia-Pacific Triennial of Performing Arts」に参加
- KINTSUGIのライブをフランスで開催
- KINTSUGIのアルバム『Yoshitsune』をリリース
- オーストリアのウィーンの音楽祭「ISHVARA(イシャバラ)」に参加
- 演劇祭「フェスティバル/トーキョー」で上演された舞台作品「忉利天(とうりてん)」の音楽をアイシャ・デヴィとともに担当[6]
- タイのイベント「]extantating(01)interstices[」に参加[7]
- 2018年
- KINTSUGIのライブをフランスで5回開催
- ポーランドの音楽祭「ワルシャワの秋」にて、「ハラキリ乙女~琵琶とオーケストラのための~」を再演
- 2021年
- コナミのゲームソフト『GetsuFumaDen: Undying Moon』に楽曲提供[8](ソフトの正式発売は2022年)
- 2023年
- ドイツのフランクフルトの演劇イベント「世界演劇祭2023」で初演された市原佐都子作・演出の人形劇『弱法師』で音楽・琵琶演奏を担当[9]
- KYOTOPHONIE2023天橋立 1st EDITION AUTUMN SESSION 出演[10]
- アルバム「Fancy Noise Orchestra Symphony No1,2,3」発表[11]
- 2024年
- 「シアターコモンズ'24」 Q / 市原佐都子「弱法師」公演(東京/スパイラルホール) 音楽・琵琶演奏を担当[12]
- アルバム「くるくるロン毛とデカリボン」発表[13]
- アルバム「少女発動器ゴムゴムパパド」発表[14]
- Antigen Special Pres: The Very Ears of Dusk 出演(Bandai Namco Future House/上海)[15]
- BENTEN2024 Moyang / 先祖(チェン・ティエンジュオ(Tianzhuo Chen)演出)(新宿歌舞伎町能舞台)出演[16]
- Q / 市原佐都子「弱法師」ヨーロッパ公演(フランス、ベルギー、オランダ)音楽・琵琶演奏を担当[17][18]
- DANS LE CADRE DU FESTIVAL D’AUTOMNE 2024 にてソロ公演(パリ日本文化会館/フランス)[19]
脚注
- ^ “PROFILE”. 西原鶴真公式サイト. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “坂本龍一の“デモ・テープ”シリーズが復活!”. CDJurnal (2004年2月19日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ “作曲家・武満徹の生誕80年記念、大友良英と菊地成孔が独自のオマージュ披露”. CINRA (2010年12月7日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ “過去の受賞者・受賞作品・委嘱作品 芥川作品賞”. サントリー芸術財団. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Harakiri Maiden”. 山根明季子公式サイト. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “アジアシリーズ vol.4 中国特集 『忉利天(とうりてん)』”. アーツカウンシル東京. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “Curatorial: ]extanting(01)interstices[” (英語). Shian Law. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “GetsuFumaDen: Undying Moon 月風魔伝公式Xアカウント” (2021年5月11日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ “「世界演劇祭」で初演された、Q市原佐都子「弱法師(よろぼし)」が高知で”. ステージナタリー (2023年9月7日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ https://kyotophonie.jp/edition/2023-autumn/
- ^ https://music.apple.com/jp/artist/%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E9%B6%B4%E7%9C%9F/277907371
- ^ https://natalie.mu/stage/news/559065
- ^ https://music.apple.com/jp/artist/%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E9%B6%B4%E7%9C%9F/277907371
- ^ https://music.apple.com/jp/artist/%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E9%B6%B4%E7%9C%9F/277907371
- ^ https://www.smartshanghai.com/event/77071
- ^ https://benten-kabukicho.com/
- ^ https://www.festival-automne.com/en/edition-2024/satoko-ichihara-yoroboshi-the-weakling
- ^ https://desingel.be/en/programme/theatre/satoko-ichihara-yoroboshi-the-weakling
- ^ https://www.mcjp.fr/fr/la-mcjp/actualites/kakushin-nishihara-2024
外部リンク
- 西原鶴真のページへのリンク