差集合
補集合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 07:48 UTC 版)
補集合のベン図による視覚化(左がA、右がB。): A c = ∅ c ∖ A {\displaystyle A^{c}~~=~~\emptyset ^{c}\setminus A} 全体集合や普遍集合 (universe) などと呼ばれる(大きな)集合 U を固定して、その部分集合についてのみ考えているとき(例えば、U が自然数全体、実数全体やある位相空間であるときなど) U の部分集合 A について、 U ∖ A {\displaystyle U\smallsetminus A} を A の(絶対)補集合(ほしゅうごう、complement)といい、Uが了解されている文脈では単に A c , ∁ A , A ¯ {\displaystyle A^{\mathrm {c} },\,\complement A,\,{\overline {A}}} などと表す。 ある集合の補集合の補集合はもとの集合自身である。 自然数について考えているとき、奇数全体の集合の補集合は偶数全体の集合である。 実数全体 R について考えているとき、有理数全体 Q の補集合 R ∖ Q {\displaystyle \mathbf {R} \setminus \mathbf {Q} } は無理数全体である。
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