補強の成功例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/29 05:16 UTC 版)
「アンドリュー・フリードマン」の記事における「補強の成功例」の解説
2006年7月、オーブリー・ハフをヒューストン・アストロズへ放出し、ベン・ゾブリストを獲得。当時まだ線の細かったゾブリストだが、入団後めきめきとパワーを付け、2009年はオールスターに選ばれるまでに成長した。 2007年11月、問題児デルモン・ヤングらをミネソタ・ツインズへ放出し、マット・ガーザとジェイソン・バートレットらを獲得。2003年のMLBドラフト全体1位のヤングを放出したことは非難されたが、ヤングは移籍後パッとしないのに対し、ガーザは先発3番手に成長。添え物的存在だったバートレットも2008年はチームMVPに選ばれた。 2012年12月、右のエースジェームズ・シールズ、先発・リリーフとして重宝したウェイド・デービスらをカンザスシティ・ロイヤルズへ放出し、超有望株との評判のウィル・マイヤーズ、先発候補の若手右腕ジェイク・オドリッジらを獲得。移籍したデービスは1年目先発して防御率5点台だったものの8勝を挙げ、2年目にはリリーフに固定で勝ち試合の8回を任されて71試合登板で9勝2敗3セーブ・防御率1.00、被本塁打0の圧倒的な好成績、シールズは1年目ア・リーグ最多の228.2回を投げて13勝、2年目も227回を投げて14勝と2013年のチーム10年ぶりのシーズン勝ち越し及び2014年のチーム29年ぶりのワールドシリーズ進出にそれぞれ貢献。一方、レイズが獲得したマイヤーズも2013年6月にメジャーデビューするとそのまま右翼のレギュラーに定着してア・リーグ新人王を受賞し、オドリッジも2014年から本格的に先発ローテーション入りするなどこのトレードは双方ともに成功をもたらした。
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