行政管理庁総務審議官とは? わかりやすく解説

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行政管理庁総務審議官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 17:14 UTC 版)

行政管理庁長官官房総務審議官(ぎょうせいかんりちょうちょうかんかんぼうそうむしんぎかん)は行政管理庁に置かれていた局長級の職である。

概要

行政管理庁では、組織の事務を調整するポストとして審議官(1人)が置かれていた。1982年4月6日に審議官を総務審議官に格上げし、その下に4人の審議官が置かれた[1]

総務審議官だった門田英郎は「行政管理庁には官房長がなかった。それで、秘書課、総務課、会計課の官房三課を束ねる責任者が長官官房審議官、もしくは総務審議官でした。言ってみれば、官房長の仕事です。総務審議官は、ほかにも行政管理次官を助けて、原局(つまり監察局と管理局)の調整をするのが仕事です。この仕事は約2年間務めました」と述べており[2]、このことから総務審議官が組織管理の責任者とされている。

所掌

行政管理庁組織令(1982年4月6日)
第4条の2 長官官房に、総務審議官1人を置く。
2 総務審議官は、命を受けて、所管行政に関する重要事項の企画、立案及び総合調整に関する事務を総括整理する。

脚注

  1. ^ ジュリスト 第763〜769号』有斐閣、1982年発行、132頁
  2. ^ 中道実『日本官僚制の連続と変化(ライフヒストリー編)』ナカニシヤ出版、2007年3月発行、269頁



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