血糖に対する作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:19 UTC 版)
ラットでの動物実験で血糖降下作用が認められているが、ヒト(人)に換算すると9.5kg/bodyという非現実的摂取量であった。人に対する3つの無作為化比較試験のメタ解析では、ニガウリの摂取によりII型糖尿病の改善を認めなかった。カナダでの健康な男性5名を対象とした単盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験でも、血糖低下や食欲抑制などの効果は無かった。ツルレイシの消費量が多いはずの沖縄県での2000年の糖尿病死亡率は県別で男女とも2位であったことも指摘されている。ただし小児においてニガウリ茶の摂取において低血糖性による昏睡や痙攣があったという報告もある。
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