著作権と許諾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 20:54 UTC 版)
1958年(昭和33年)5月、巣鴨プリズンがGHQから日本に返還され、同月30日には最後の戦犯18名が釈放され、編纂会も解散した。この『世紀の遺書』の編集著作権は白菊遺族会に寄贈された。第4版は遺族会から出版され、その利益金は遺族会の一助となった。 その後、遺族会は復刻の薦めを断り続けていたが、1983年、三代目中村勝五郎を通して講談社から復刻再版の提案があり、遺族会としては再版について中村に一任することになり、1984年、復刻再版が実現した。 講談社の復刻版でも、編集著作権者として白菊遺族会の名前が併記されている。復刻に際し講談社は遺族に可能な限り連絡をとり、掲載許可を求めた。遺族に了承を求めたが得られなかった37人の箇所は空白状態になっている(併せて約100頁分ある)。
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