落語家の道へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 02:37 UTC 版)
9歳の頃に母に言われて落語を始めたが、本人はこの頃将来プロになるつもりはなかった。花緑によると、小さんも当時は花緑を落語家にさせる気はなかったそうで、落語を始める時もただ「やってみろ」と一言言うだけだった。 叔父・6代目柳家小さんに落語を教えてもらい、人前で初めて小噺を披露したのが、日本橋(中央区)の蕎麦屋「藪伊豆」の座敷で、7分ほどの演目だった。将来どうするかを言わないまま何となく落語を教わり続けたため、中学に上がる前に母から「落語家になるのかならないのか」と詰められた。それまで学校では勉強もできず、成功体験が落語しかなかったことから落語家になることを即決。 中学卒業の頃に祖父のもとに正式に入門するが、本人曰く「相撲の“若貴兄弟”みたいに『今日から家族の縁を切る』のような厳しいものではなく、特に生活は変わらなかった」という。
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