アメリカぎく (菊)
●アメリカの東部が原産です。湿った草原や湿地、河岸などに生え、高さは1.5~1.8メートルになります。葉は線形から披針形で、緑灰色をしています。9月から10月ごろ、白色やピンク、藤色、紫色などの「アスター」に似た花を咲かせます。別名で「ボルドーギク(菊)」とも呼ばれます。
●キク科ボルトニア属の多年草で、学名は Boltonia asteroides。英名は Boltonia, False aster。
きく (菊)
●ふつうに「きく」といえばキク科キク属の植物ですが、世界で200種ほどあります。このうちわが国で自生する「のぎく(野菊)」は20種ほどで、観賞用に育てられているのは、ほとんどが「いえぎく(家菊)」と呼ばれるものです。わが国へは、古い時代に朝鮮を経由して渡来しましたが、もともとは薬用植物でした。また「菊」という漢字にほかの読み方がないのは、薬の専門用語として使われていたためだそうです。頭花の大きさによって、直径18センチ以上の大菊、9~18センチの中菊、それに9センチ未満の小菊に分類されます。写真はすべて小菊です。
●キク科キク属の多年草で、学名は Chrysanthemum grandiflorum。英名は Chrysanthemum。
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