草刈場とは? わかりやすく解説

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草刈場

読み方:くさかりば

部落などにある共同利用するなどの採取するための場所のこと。転じて多くの人が、こぞって利権利益確保しようとするような場所や領域などを比喩的に指す言葉。「草刈り場」とも書く。

くさかり‐ば【草刈(り)場】

読み方:くさかりば

田畑肥料牛馬の秣(まぐさ)にするための刈り取る場所。特に、その目的農民共同使用した草地

比喩的に味方引き込めそうな人の集まりまた、儲け対象となる人の集まる場所。「弱小派閥大派閥の—になる」「住宅展示場住宅ローン業者の—」


草刈場

読み方:クサカリバ(kusakariba)

緑肥や堆厩肥飼料などにするを刈る場所。


草刈場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 08:01 UTC 版)

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草刈場(くさかりば)とは、小規模のものでは、農家肥料刈敷)の原料となる植物を採取する土地社会的な規模のものでは、まぐさや屋根を葺くカヤなどを採取(草刈り)するため、部落などの村落共同体共有した原野川原入会地のことを指す。

そこから転じて、多くの者が制約無しに利権を奪い合うところを意味し、統制支配が失われたか、緩んで、政治的支持者やスポーツ選手などを獲得するため、外部集団から容易に侵食を受ける集団、スポーツなどのグループ予選で勝ち星や大量得点を簡単に得られる可能性が高い対戦相手チームも指す。対語は「金城湯池」または「牙城」。

政治用語

日本において、政党 (特に自由民主党)の総裁選挙時に、派閥が自らの派閥の候補者を立てることも、他派閥候補者のいずれかを支持することもしない、いわゆる自主投票の状態を生むと、その派閥は各候補者陣営からの強烈な支持獲得運動を受ける、すなわち「草刈場」の状態となる。その結果として総裁選終了後にも、候補者陣営とその候補者を支持した派閥所属議員の関係が残り、派閥の結束が弱まる傾向がある。結束を維持し続ける為にも派閥は候補者を擁立するか他派閥候補者を支持するしかない。派閥の領袖や幹部が最も恐れることである。草刈場になることを防ぐ為、当選の見込みは無いものの、独自候補者を急遽擁立したケースも過去には多々あった(当選の見込みはないものの、将来への布石として立候補することとは別)。自派閥内からの候補擁立が難しい際は、急遽他派閥の有力者を担ぎ上げたケースも過去にはあった。

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