茶道との関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 14:05 UTC 版)
交趾焼は主に茶の湯の世界で珍重され、香合がとくに尊ばれる。江戸時代に数寄者の間で作成された香合番付では、交趾の香合がその上位を占める。 茶の湯で珍重されるという事で、京都において楽家や永楽善五郎がその写しものを制作した事から九谷焼や日本の京焼でもその写しが作られることとなり、その制作は全国で行われる。永楽が携わった紀州徳川家の偕楽園焼は紫と浅葱色と呼ばれるトルコブルーを基調にした法花の和製の作風である。 青木木米は交趾の名品を多く残している。 1943年(昭和18年)に交趾焼で技術保存作家認定を受けた二代赤沢露石(赤沢修三 京都市)がいる。
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