英語の態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 17:09 UTC 版)
英語の態には能動態と受動態がある。 受動態は能動文の目的語を主語にしたものであり、"be動詞+過去分詞"の構文で示され、動作主は前置詞"by"で示される。 授与動詞の受動態では、能動文の直接・間接目的語の一方が主語になり、もう一方はそのまま残ることになる(間接目的語は省略することも)。また日本語の使役態や持ち主の受け身に相当する表現は、補助動詞(make, let; have など)を用いて能動態で表される。 英語にはまた、能動態の形を取ってはいるが、動作の意味上の主語を省略し、手段・道具を主語に持ってくる言い方がよく用いられる(古代ギリシア語などでは中動態により同じようなことが表現される): "The casserole cooked in the oven." 「カセロール(なべ)を使ってオーブンで料理した」
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