芸者・芸妓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 14:19 UTC 版)
銀杏返し(いちょうがえし):幕末から明治にかけて流行。芸者がよく結った。 櫛巻き(くしまき):江戸時代中期から昭和まで残る簡単な髷。主に粋筋の女性が結った。 芸者島田(げいしゃしまだ):江戸時代芸者の髪形。つぶし島田の一種で髪飾りは最低限。 中高島田(ちゅうだかしまだ):関西の芸妓の髪形。やや低め、小さ目の高島田となる。 京風島田(きょうふうしまだ):本来の京都の芸妓の髪型。現代では茶席の時に限られる。 刷毛先(はけさき):手古舞の髪型。非常に太い銀杏髷。 割れしのぶ(われしのぶ):現代年少舞妓の一般的な髪型。前髪、鬢(横)、髷(頭頂部を左右に割る)、髱(つと、後部)の四部分からなる。 おふく:割れしのぶより年上の姉さん舞妓の髪型。 中島田(ちゅうしまだ):奴島田と京風島田の中間。都をどり期間中の祇園甲部の舞妓の髪型。 勝山髷(かつやま):祇園祭期間中の姉さん舞妓の髪型。 奴島田(やっこしまだ):黒紋付を着る時の姉さん舞妓の髪型。 先笄(さっこう):舞妓が襟変え(半衿参照)前の1~4週間結う髷。この髪型の時は必ずお歯黒を付ける。
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