花筵の章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 01:38 UTC 版)
春が近づき、コメ作り1年生の良平は一から勉強する。子どもたちも外で遊べるようになる。ユキシロヤマメ釣りは3人でという約束であったが、母親を亡くし傷心の正勝に気遣い、沓沢先生と太平が参加する。良平の作った最初の苗床は順調に育っている。太平とミズナは田んぼの水たまりでたくさんのカエルの卵塊を見つけ、人食いアメーバ騒動を引き起こす。おチエばっぱの山菜採りに良平一家も後をつけたが、とてもついて行けない。ばっぱに教えられなんとか収穫となる。4人はカタゴの花筵の上で昼食となる。バッパは満州からの引き揚げ者で、そのときミズナに似た4歳の娘を残してきたと泣き、いつか現地に行き娘を探したいと語る。村では田植えの準備が順調に進んでおり、良平はひたすら学ぶ毎日である。山間地の田植えは手植えである。沓沢先生がみんなを連れて手伝いにやってくる。泥田がみるみる青田に変わっていく。
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