花巻市指定文化財
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円城寺門 1614年に盛岡藩主南部利直の命により花巻城主となった次男・政直が、二子城(別名・飛勢城、城主・和賀氏)の追手門を移築し、花巻城三の丸搦手の円城寺坂に建てたので命名された。江戸時代に4回ほど修築が行われ、その後も2回屋根の葺き替えが行われた。廃藩後の1871年、花巻城取り壊しの時に福盛田氏(現在の北上市)に払い下げられ、解体して北上川を船で下り、自邸の門とした。1932年(昭和7年)福盛田氏より花巻市の平野立乾(軍医)が当門を買い、当社境内東南隅に移設した。形式は木造二階建楼門であり、一階は梁間9尺5寸、桁行20尺。二階は梁間13尺、桁行20尺であるため、二階の方が突出している。屋根は木羽葺、反りのない切妻造。箱棟の妻に梅鉢形の懸魚をつけている。 南部利剛夫人乗物(駕篭)1乗 江戸幕府15代将軍徳川慶喜の姉・松姫が盛岡藩主・南部利剛に輿入れした際使われたもので、1960年に花巻市文化財に指定された。
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