船堀日枝神社・富士塚と力石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:56 UTC 版)
「一之江境川親水公園」の記事における「船堀日枝神社・富士塚と力石」の解説
船堀日枝神社(ふなぼりひえじんじゃ)江戸川区船堀6丁目7番23号。慶長19年(1614年)船堀新田開発の際に守護神として山王権現を祀ったのが始まりで、旧船堀村東組の鎮守。祭神は国常立尊、左右相殿に春日大明神と稲荷大明神を祀る。別当は隣接の光明寺で明治6年(1873年)に日枝神社と改称した。 境内には江戸川区の登録有形民俗文化財が2つ有り、1つは明治25年(1892年)に富士登山講により造られた富士塚で2基の石碑が建つ。この富士塚は他とは違い盛土の形が独特な椀状で、全山ボク石に覆われている。なお登山講は明治時代に廃絶した。もう一つの文化財は15基の力石群。日枝神社は江戸川区域では代表的な力くらべが行われた神社で、明治23年(1890年)建立の力持ちの碑も残る。また、明治30年(1897年)に建立された乾海苔創業記念碑もあり、かつて海苔が江戸川区の特産だった事を伝えている。
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