船団構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:19 UTC 版)
船団は、各種の資源とホーカー ハリケーン戦闘機を積んだ6隻(ランカストリアン・プリンス、ニュー・ウエストミンスター・シティー、エスネス、トリハタ、ランステファン・キャッスル、オランダ船籍のアルチバ)の商船とイギリス海軍の給油艦アルタースデイルから成っていた。船団指揮官は英海軍予備士官のダウディング大佐である。この船団は駆逐艦エレクトラ、アクティブ、インパルシブ、掃海艇サラマンダー、ハルシオン、ハリアー、および武装トロール船ハムレット、マクベス、オフィーリアに護衛されていた。これに加え、間接護衛部隊として巡洋艦シュロップシャー、駆逐艦マタベレ、パンジャビ、ソマリがあった。これらの護衛艦艇はすべてイギリス海軍所属である。また、この頃船団とは別に空母アーガスが、ハリケーン戦闘機を輸送するためムルマンスクに向かっていた。これらの全艦船が、無事に目的地に着いている。 なお、ランステファン・キャッスルにはウィンストン・チャーチル首相の肝煎りで、宣伝のため2名のジャーナリストと画家のフェリックス・トポルスキーが乗船していた。 この船団を構成した商船は、ソ連からの帰りはソ連船と共にQP1船団を構成した。
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