航空・宇宙・発電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:34 UTC 版)
京都大学エネルギー理工学研究所が高温下での耐酸化性能を持つ炭化ケイ素複合材料を開発。ボーイング社の次世代旅客機のエンジンに使用される予定。 炭化ケイ素繊維の耐熱性が向上すればロケットエンジンやガスタービン発電の性能向上が見込まれる。 地中に炭化ケイ素製熱交換器を設置し一般的な火力発電と類似した発電方式の地熱発電「加圧水型同軸熱交換方式」が室蘭工業大学で研究されている。従来の地熱発電では熱水をくみ上げる為、温泉の枯渇や水分中に含まれる成分が金属を腐食させたりタービンに付着し故障・出力低下の原因となる他水分中に含まれる硫化水素等の有毒ガス発生リスクがあったが、火力発電の様な密閉型の場合温泉の枯渇はほぼゼロとなり、循環するのはほぼ真水となる為腐食も低減される・冷却塔や有害ガス除去設備が不要になる為コストダウンが可能になる等のメリットがある。最終目標はマグマに直接接触させ発電を行う予定。
※この「航空・宇宙・発電」の解説は、「炭化ケイ素」の解説の一部です。
「航空・宇宙・発電」を含む「炭化ケイ素」の記事については、「炭化ケイ素」の概要を参照ください。
- 航空・宇宙・発電のページへのリンク