舞踊・民俗フェスト
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エアランゲン市は、1970年代から1980年代に市のレジャー課が組織した民俗フェスティバルがとても有名であったが、このイベントシリーズはやがて完全に姿を消した。しかし、1998年から、エアランゲンの民俗フェストの伝統を引き継ぎ、2年に1度の国際民俗舞踊フェスティバルが再開された。この民俗舞踊フェストは、ワークショップで「民衆の踊り」(たとえば、アイルランド、ブルターニュ、ブルガリア、ギリシア、イスラエルなどのダンス)を学び、ライブ演奏の「タンツネヒテン」(ダンスの夜)で踊ることができる(バルフォーク、ケーリ、フェスト=ノズ)、ドイツでも数少ないフェスティバルの1つである。このフェスティバルは、4月末から5月初めに開催され、「タンツ・イン・デン・マイ」(5月の踊り)を含んでいる。毎回初めから、重点テーマ(たとえば、アフリカやドイツと国を指定したり、子供向け、高齢者向けなど)が様々な側面から検討される。 3から5日間のフェスティバルは、クラブ「エアランガー・タンツハウス e.V.」の会員や友人およびシュトゥデンテンヴェルク・エアランゲン=ニュルンベルクのボランティアによって組織・運営されており、ドイツ全土から観光客が訪れる。訪問客は、一方では様々なダンススタイルについての情報を得ることができ、他方では関連分野の知識を深めることもできる。2002年には「エアランゲン1000年祭」の祝典の一環として舞踊・民俗フェストが開催され、エアランゲンの姉妹都市のダンスが同じステージで一斉に繰り広げられた。
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