臭化第二水銀とは? わかりやすく解説

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臭化第二水銀

分子式Br2Hg
その他の名称臭化第二水銀、臭化水銀(II)、Mercury(II) bromide、Mercuric bromideMercury(II) dibromide
体系名:ジブロモ水銀(II)、水銀(II)ジブロミド


臭化水銀(II)

(臭化第二水銀 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/15 15:12 UTC 版)

臭化水銀(II)
Mercury(II) bromide
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.029.245
EC番号
  • 232-169-3
PubChem CID
RTECS number
  • OV7415000
UNII
国連/北米番号 1634
CompTox Dashboard (EPA)
性質
HgBr2
モル質量 360.41 g/mol
外観 白色の固体
密度 6.03 g/cm3, 固体
融点 237 °C (459 °F; 510 K)
沸点 322 °C (612 °F; 595 K)
0.6 g/100 mL (25°C)
溶解度 30 g/100 mL (25°C) エタノール
磁化率 −94.2·10−6 cm3/mol
危険性
GHS表示:[1]
Danger
H300, H310, H330, H373, H410
P260, P262, P264, P270, P271, P273, P280, P284, P301+P310, P302+P350, P304+P340, P310, P314, P320, P321, P322, P330, P361, P363, P391, P403+P233, P405, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
Health 3: Short exposure could cause serious temporary or residual injury. E.g. chlorine gasFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 2: Undergoes violent chemical change at elevated temperatures and pressures, reacts violently with water, or may form explosive mixtures with water. E.g. white phosphorusSpecial hazards (white): no code
3
0
2
引火点 不燃性
関連する物質
その他の
陰イオン
フッ化水銀(II)
塩化水銀(II)
ヨウ化水銀(II)
その他の
陽イオン
臭化亜鉛
臭化カルシウム
臭化水銀(I)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

臭化水銀(II)(しゅうかすいぎん、Mercury(II) bromide)は、組成式が HgBr2臭素水銀の化合物である。臭化第二水銀(しゅうかだいにすいぎん)とも表記される。塩化水銀(II)と同様に猛毒である。

結晶は白色、もしくは黄色を帯びた白色で、融点は 236 ℃。水に難溶 (0.55 g/100mL, 20 ℃)、熱エタノールに可溶。CAS登録番号は [7789-47-1]。水銀と臭素を混ぜると生成する。光に弱く、遮光下で保存される。

反応

炭水化物に結合して配糖体を形成するケーニッヒ・クノール反応の試薬として使われる[2][3]

また、ヒ素の検出にも使われ、薬局方によって推奨されている[4]。サンプル中のヒ素は水素で処理することにより速やかに気体アルシンに変換され、アルシンは臭化水銀(II)と反応する[5]

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