自治体行政と政治的傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:35 UTC 版)
「トゥールーズ」の記事における「自治体行政と政治的傾向」の解説
市議会の定員は69人で、彼らは市長と29人の市長代理、10人の市議会総代表、17人の市議会代表、15人の市議会アドバイザーで構成される。市長代理のうち17人は、トゥールーズ市内にある区役所をそれぞれ担当しており、市行政のアクセス促進を担っている。 2008年3月21日より、ピエール・コーエンがトゥールーズ市長を務めている。コーエンは自治体間連合グラン・トゥールーズ議長であり、交通委員長である。かつて、市議会は市役所の建物の1/4を占めていた。 『子ども市議会』が同様に開催される。議員は、2年ごとに、子供市議会に賛同する小学校から、4学期のうち1学期に選出される。2005年11月15日に選出された、CE-1とCM-1の41人の児童で構成されている(21人は公立学校、20人は私立学校)。 政治的には、トゥールーズは地域圏の大半と同様に左派傾向である。反対に、1971年以降の自治体選挙では右派が優勢である。その他の選挙では、左派が総じて第一党を占めている。 2002年フランス大統領選挙では、第一回投票で1位は得票率20.23%のリオネル・ジョスパン、次いで17.34%のジャック・シラク、14.65%のジャン=マリー・ルペン、8.75%のノエル・マメールという結果となり、7%以下となる候補はいなかった。第二回投票では、投票者の約86%がジャック・シラクに、13.94%がジャン=マリー・ルペンに投票し、棄権割合は約21%であった。 2005年5月29日に行われたフランス・欧州憲法国民投票(fr)では、トゥールーズの投票者51.31%が欧州憲法賛成にまわり、反対は48.69%であった(フランス国内では反対が54.67%、賛成が45.33%)。その他オート=ガロンヌ県自治体での選挙結果と対照的な数字であり(反対約53%、賛成46.10%)、政治評論家によれば、フランス国内平均よりもトゥールーズは社会的水準が高いことから、投票者が肯定的に投票行動を行ったとする。 2007年フランス大統領選挙では、第一回投票においてセゴレーヌ・ロワイヤルがトップの36.15%、ニコラ・サルコジが29.75%、フランソワ・バイルが19.21%、ジャン=マリー・ルペンが6.35%、オリヴィエ・ブザンスノが3.64%であった。第二回投票ではセゴレーヌ・ロワイヤルが57.60%、ニコラ・サルコジが42.40%であった。
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