自主制作アニメ版
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「サンタ・カンパニー」の記事における「自主制作アニメ版」の解説
アニメーション製作、関連商品展開などのプロジェクト遂行にかかる費用を糸曽賢志が全額出資し、作品製作・商品展開までを一貫して行った作品。助成金やクラウドファンディングの活用、作品素材を使用した教材の展開といった手法の組み合わせにより、公開前に製作費用を回収したことでも話題に上った。 2012年11月8日 - 2012年12月25日の間、小説「サンタ・カンパニー プレゼント大作戦!」の発売に合わせてコールド・ストーン・クリーマリーとタイアップイベントを開催。アニメーション劇中にフィンたんが登場しているほか、フィンランドのサンタクロースから届いたメッセージが劇中に使用されている。2013年12月に、大阪府茨木市の協力のもと、アニメーションの一部をプロジェクションマッピング上映し2500名を集客。 2013年7月に日本国内のクラウドファンディングサイト「anipipo」にて支援を呼びかけた結果、目標金額に届かず失敗に終わるが、2013年12月に海外のクラウドファンディング「Kickstarter」にて再度支援募集を開始。30日間で目標金額の50,000ドルを超え、72,270ドルを集めた。 2014年に完成したアニメーションは文部科学省選定作品に選出。東京国際映画祭にて招待上映された他、カンヌ国際映画祭のショートフィルムコーナーにて作品紹介された。また、作品の制作過程データを触りながら学べるDVD-ROM教材や、関連書籍も展開。そのDVD-ROM教材の英語版制作費用も「Kickstarter」にて支援募集し、目標金額の15,000ドルを170%以上上回る25,634ドルを調達。プロジェクト累計1000万円以上の調達に成功した 。
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