明治天皇紀とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 明治天皇紀の意味・解説 

明治天皇紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 05:45 UTC 版)

明治天皇紀(めいじてんのうき)は、宮内省が勅旨を奉じて編修した明治天皇の伝記(実録)である。明治天皇や明治時代の歴史を研究するための基本文献として活用されている[1]


  1. ^ 堀口(2006)。
  2. ^ 大正3年12月1日付官報皇室令第22号、宮内省ニ臨時編修局ヲ置クノ件。大正5年11月6日付官報皇室令第7号、臨時編修局ノ名称ヲ変更スルノ件。
  3. ^ 渡辺(1934)。
  4. ^ 岩壁(2004)。
  5. ^ 堀(2007)。
  6. ^ 高橋(1995)。三上編修官長の御進講は明治天皇紀編修と並行して続けられる。
  7. ^ 堀(2007)p666所引「明治天皇紀編修事業経過概略」。
  8. ^ 堀(2007)注45所引、深谷博治の回想。
  9. ^ 岩壁(2004)、堀口(2006)。
  10. ^ 昭和8年9月30日付官報皇室令第4号、宮内省ニ臨時帝室編修局ヲ置クノ件廃止。
  11. ^ 堀口(2006)註10。昭和9年7月2日付官報彙報欄、公刊明治天皇御紀編修委員会設置。
  12. ^ 高橋(1995)p20。
  13. ^ 昭和14年7月1日官報彙報欄、公刊明治天皇御紀編修委員会規程中改正。
  14. ^ 堀口(2006)註1。
  15. ^ 『官報』第2129号、大正8年9月8日。
  16. ^ 堀(2007)p669所引、 渡辺幾治郎「越後が生んだ才人竹越与三郎」『夕刊北越新報』1950年2月18日〜20日連載。
  17. ^ 堀(2007)p671所引、 竹越熊三郎「竹越三叉 日本経済史・明治天皇紀」。
  18. ^ 堀(2007)所引、 三上(1934)p8。
  19. ^ 堀口(2010)p269-270所引
  20. ^ a b 宮内庁『昭和天皇実録』昭和8年8月2日条第2項、2014年9月13日閲覧。
  21. ^ a b 原田熊雄『西園寺公と政局』第3巻136頁によると、1933年(昭和8年)9月5日に木戸幸一が西園寺公望に次のように話したという。「金子子爵が今度出来上つた明治天皇の御年代記の内容について、陛下に上奏した。その時に、子爵は、日清日露の戦役のいよ/\起る前までは、明治天皇は開戦にはあまり御賛成でなく、寧ろ平和裡に解決したいといふ思召が強かつたことについて、『かういふことを今日御年代記に書くことは面白くございませんから、また別の場合にしたら……』と言つて省く意思を申上げた。ところが、陛下はその後侍従長を召されて、『金子が来てかく/\のことを言つたが、自分は金子が今日省かうと言つてゐる、明治天皇が戦争になることをお好みにならず平和裡に解決したいといふ思召こそ、天皇の平和愛好の御精神が現はれてゐて、これこそ後世に伝ふべきであり、寧ろ御年代記の中に特に書き入れた方がいゝんぢやないかと思ふが、どうか』といふ思召を洩らされ、侍従長はその旨を宮内大臣に話した。」
  22. ^ 『木戸幸一日記』昭和8年9月2日条


「明治天皇紀」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「明治天皇紀」の関連用語

明治天皇紀のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



明治天皇紀のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの明治天皇紀 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS