義兄弟姉妹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:09 UTC 版)
義兄弟姉妹(義兄、義弟、義姉、義妹)は、血縁関係にないが兄弟姉妹のような間柄になっている者どうしのことであり、以下の異なる意味で用いられる。 同じ親の下で兄弟姉妹として暮らしている者どうしのこと。同じ親に養子と実子がいるとき、その養子と実子の関係。 同じ親の養子どうし。 連れ子 - 自分の親が再婚したときに新たに配偶者となった者の子供。 配偶者が兄弟姉妹である者どうしのこと。ある人から見て、その人の配偶者の兄弟姉妹、もしくはその人の兄弟姉妹の配偶者。配偶者の兄や姉の夫を義兄(ぎけい)、配偶者の弟や妹の夫を義弟(ぎてい)、配偶者の姉や兄の妻を義姉(ぎし)、配偶者の妹や弟の妻を義妹(ぎまい)といい、義兄と義姉は対象者より年上、義弟と義妹は対象者より年下であるとは限らない。呼び方は自由であり、自分より年長な配偶者の兄弟や姉妹の夫を「お兄さん」と呼ぶ場合もあり、自分より年長な配偶者の姉妹や兄弟の妻を「お姉さん」と呼ぶ場合もある。 俗に配偶者の兄弟を小舅(こじゅうと)、配偶者の姉妹を小姑(こじゅうとめ、こじゅうと)ともいう。 姉の夫を姉婿(あねむこ)、妹の夫を妹婿(いもうとむこ)、兄の妻を兄嫁/嫂(あによめ)、弟の妻を弟嫁(おとうとよめ)という。 希ではあるが、兄弟姉妹の小舅・小姑と結婚した場合、兄弟姉妹の配偶者と配偶者の兄弟姉妹は同一人物となる。ただし、小舅・小姑の配偶者(同じ舅・姑をもつ嫁・婿同士、つまり配偶者同士が実の兄弟姉妹の関係にある者同士)は自身の血族でない限り自身の姻族とはならない。 歴史・伝説上の人物で、強い盟約を結んだ者どうしのことを指す場合もある。例として『三国志演義』に登場する劉備・関羽・張飛や、北欧神話に登場するオーディンとロキなど。詳細は義兄弟を参照。
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