続編制作の噂
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2009年、前作『イップ・マン 葉問』の撮影中から続編制作は話題になっており、主演のドニー・イェンはマスコミに「もし今作が大ヒットになったなら、完璧なよいイメージを残しておくことが最善」と答えるにとどめた。クランクアップ直前には、かねてより企画されていたウォン・カーウァイ監督の『グランド・マスター』と、別会社の制作するイップ・マン映画『イップ・マン 誕生』が時同じくしてクランクイン。同時期に葉問を主人公にした作品が3本制作されるという事態になった。 2010年4月、いち早く公開された『イップ・マン 葉問』が前作『イップ・マン 序章』を超えるヒットを記録すると、出資者の東方電影公司からすぐに続編の話が持ち上がった。パート3では葉問とブルース・リーとの師弟愛を描き、人気台湾アーティストのジェイ・チョウがブルース・リーを演じるという。しかし東方電影のオーナー、チェン・キョンファイ(鄭強輝)とシリーズプロデューサーのレイモンド・ウォン(黄百鳴)との間がうまくいっておらず、それを修復しないと続編の可能性は低いのではと報道された。ドニー・イェンは取材に対し「パート2で最高点を極めた感があるので、続きを作って観客をがっかりさせたくない」と変わらず続編の可能性を否定、またジェイ・チョウも、テレビ番組の中で次は自身の新作映画を製作すると噂を打ち消した。
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