絶音符
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 00:32 UTC 版)
合成語において2つの形態素間に /ㄷ/ が挿入される場合(사이시옷)、n挿入が起きる場合、濃音化が起きる場合には、「絶音符」と呼ばれるアポストロフィが付された(第31項)。また,漢字語において同様の現象が起きる場合にも絶音符を使用することが許容された(第31項附記)。この「絶音符」は1940年の改訂朝鮮語綴字法統一案で用いられた「사이시옷(間のs)」を符号化したものと見られる。「絶音符」は朝鮮語綴字法(1954年)にも引き継がれ、朝鮮語規範集(1966年)で廃止された。 「新綴字法」1940年改訂「統一案」南の現行正書法北の現行正書法이’몸 (歯茎) 이ㅅ몸 잇몸 이몸 담’요 (毛布) 담ㅅ요 담요 담요 가랑’이 (小ジラミ) 가랑ㅅ이 가랑니 가랑이 들’일 (畑仕事) 들ㅅ일 들일 들일 등’불 (灯火) 등ㅅ불 등불 등불 [本則]한자/[許容]한’자 (漢字) 한자 한자 한자 [本則]맹장염/[許容]맹장’염 (盲腸炎) 맹장염 맹장염 맹장염 [本則]관절염/[許容]관절’염 (関節炎) 관절염 관절염 관절염 [本則]수자/[許容]수’자 (数字) 수자 숫자 수자
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