結果解説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:16 UTC 版)
「2002年大韓民国大統領選挙」の記事における「結果解説」の解説
李会昌候補を僅差で押さえて当選した盧候補はソウル市を中心とする首都圏のほか、忠清道や全羅道など10の広域市・道で李会昌候補を上回った。一方、破れた李会昌候補はハンナラ党の地盤である慶尚道のほか、江原道の六つの広域市・道で盧武鉉候補を上回った。この結果、西側地域(首都圏・忠清道・全羅道・済州道)と東側地域(江原道・慶尚道)で与野党大統領候補支持の強弱が真っ二つに分かれる結果となった。なお、この年の6月の地方選挙で躍進して存在感を発揮した民主労働党の権永吉候補は盧武鉉と李会昌の両候補に埋没し、全国平均で4%弱の支持にとどまったが、民労党の支持母体である民主労総の勢力が強い蔚山市では一割を超える支持を集めた。 盧候補勝利の要因として、投票直前の12月18日に国民統合が盧武鉉候補への支持撤回を表明したことに危機感を持った盧候補支持者が、インターネットでの呼びかけに呼応して投票に行ったことも指摘されている。
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