経路iv
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:25 UTC 版)
韓国の釜山を起点としベルリンへ至る。途中の経路によりさらに以下の3つに細分される。 iv-a 韓国から京釜線・京元線を経て北朝鮮に入り、羅津先鋒自由貿易区を経由して咸鏡北道穏城郡の南陽で豆満江を渡って中国吉林省の図們に至る。そこからハルビン、満州里などを経てチタ東方のカルィムスコエ(英語版)で経路iに合流する。総延長は10,950km。 京元線のうち、南北朝鮮間の軍事境界線を挟む部分が分断状態にある。国境は5ヶ所(南北朝鮮の軍事境界線を除く)あり、中国・ロシア国境とベラルーシ・ポーランド国境で軌間が変わる。 iv-b 韓国から東海線を経て北朝鮮に入り、羅津先鋒自由貿易区で豆満江河口近くの朝鮮・ロシア友情橋を渡ってロシアに入る。そこからハサンを経てウスリースクで経路iに合流する。総延長は12,350km。 東海線の東海北部線区間、及び東海中部線区間が未開通である。国境は4ヶ所(軍事境界線を除く)あり、朝鮮・ロシア国境とベラルーシ・ポーランド国境で軌間が変わる。 iv-c 韓国から京釜線・京義線を経て北朝鮮に入り、新義州で鴨緑江の中朝友誼橋を渡って中国に入る。そこから瀋陽を経て北京で経路iiiに合流する。総延長は11,250km。 路線は全線開通済み。国境は6ヶ所(軍事境界線を除く)あり、中国・ロシア国境とベラルーシ・ポーランド国境で軌間が変わる。
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