組み合わせによる区別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 07:15 UTC 版)
「サブウーファー」の記事における「組み合わせによる区別」の解説
小型スピーカーの補完 パソコン用の音響システムや携帯音楽プレーヤー用のアクティブスピーカーなどに極端な例がみられる。メインのスピーカーをデスクトップのモニタの横に置けるような超小型のものにし、サブウーファーを机の下に設置するなどのシステム構成がわかりやすい。これが一般的な家庭用ステレオにおける利用法であり、ミニコンポなどでセット販売あるいはオプション設定されているサブウーファーもこの類であるといえる。 ただし、ウーファーサイズ10センチ前後の本当の小型スピーカー等に対しては、かなり高い周波数までサブウーファーが担当するなど、元来からあるサブウーファーの定義から外れているともいえる。また、サブウーファーと組み合わせる事を前提とした(単独で再生することを考慮しない)、ミニスピーカーとサブウーファーのセットも存在する。この場合はサブウーファーとは呼称せず、単にウーファーと呼称する場合もある。こうしたミニスピーカーとサブウーファーのセット製品は、主にパソコン周辺機器メーカーが開発・販売しており、パソコン向けサウンドカードで有名なクリエイティブテクノロジーをはじめ、ロジクール、サンワサプライ、バッファロー、エレコムなどから多種多様な機種が発売されている。 本格的大型スピーカーの補完 比較的大型のスピーカーであっても、能率を優先したものについては、最低域の再生能力を犠牲にしたものが存在する(特にバックロードホーン型はそういう性格のスピーカーである)。また一般的には十分な低音再生能力があるとされる大型スピーカーであっても、オーディオマニアにとってはまだまだ能力に不満がある場合もある。そうした目的で使われるサブウーファーはかなりの大型のものとなり、市販されている製品ではマニアの欲求を満たすに至らず、自作、あるいは壁面に巨大なスピーカーユニットを埋め込むような例も見られる。
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