細川忠興伝来とは? わかりやすく解説

細川忠興伝来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 16:10 UTC 版)

地蔵行平」の記事における「細川忠興伝来」の解説

細川忠興伝来していた太刀は、「行平作」の三字銘であり、刃長は二尺五寸六分(約77.6センチメートル)と伝わる。元々は室町幕府6代将軍足利義教所有物であった北条氏綱へと伝わり、氏綱の代に鎺(はばき)元へ地蔵菩薩彫られたことから地蔵行平名付けられとされるその後伝来不詳であるが、氏綱から細川忠興へと移る。茶人知られる津田宗及日記である『津田宗及茶湯日記』における1581年天正9年4月12日行われた天王寺屋会記」の記載によれば宮津城にて茶会主催した忠興は、岳父にあたる明智光秀細川ガラシャの父)およびその息子2名を招いて宴会中盤本作献上したとされている。ただ、本能寺の変による光秀滅亡以降伝来明らかでないものの後に徳川将軍家渡ったようであり、徳川将軍家収蔵時である1657年明暦3年)の明暦の大火により焼失するまた、8代将軍徳川吉宗の命で編纂された『享保名物帳』には、焼失之部にて地蔵行平記述が遺されている。

※この「細川忠興伝来」の解説は、「地蔵行平」の解説の一部です。
「細川忠興伝来」を含む「地蔵行平」の記事については、「地蔵行平」の概要を参照ください。

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