糸崎新営業所(JR貨物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 08:08 UTC 版)
糸崎新営業所は、糸崎駅南側にあるJR貨物の施設である。コンテナ集配基地として12フィートのコンテナ貨物を取扱い、貨物列車代替のトラック便が拠点駅である東福山駅との間に1日2.5往復(当駅発が3本)が設定されていた。しかし2020年9月現在、JR貨物公式ホームページの「コンテナ取扱駅一覧」に当営業所は掲載されていない。 糸崎駅はかつて貨物列車も発着する一般駅であったが、貨物取り扱いは1996年(平成8年)3月にトラック輸送に転換された(自動車代行駅)。その後、2006年(平成18年)4月に貨物取り扱い施設は「糸崎オフレールステーション」(略称:糸崎ORS)に名称変更、さらに2019年3月時点では業態規模を見直し「糸崎新営業所」に再編された。 かつて糸崎駅の貨物ヤードは駅北東側と南側にあり、駅南側の貨物ヤードから三菱重工業、日本セメント糸崎工場(現・山陽白色セメント糸崎工場)、糸崎倉庫など周辺の企業や糸崎岸壁、糸崎港に向かう専用線が多数分岐していた。また、糸崎7丁目と糸崎南2丁目の境界に沿って南東方向に港に向かう専用線も敷設されていた。
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