粉体の性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/14 14:16 UTC 版)
粉体の性質を検査する方法として、粉体形状(外形、表面状態、粒径、表面積など)と粉体の力学的特性(せん断、圧縮、引張り強さなど)、粒度分布などの測定項目がある。また、液体中に分散した粉体の性質を示す指標として、表面電荷(電位・ゼータ電位)の測定も行われる。(粒度分布測定装置の項も参照のこと。) 数マイクロメートル以下の微粉体の検査では、光学的手法による観察が不可能であるため、走査形電子顕微鏡や、走査形プローブ顕微鏡が用いられる。 また、粉体の流動性や、コロイドにおける粉体の挙動、破壊現象、粉体の溶解など、動的な特性も重要な性質である。
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