米国発祥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 14:17 UTC 版)
米国の自動車産業に由来するポンツーンフェンダー、ポントゥーンフェンダー(pontoon fenders)とは、フロントやリアのフェンダーがボディから独立している(浮いている)ようなデザインのものを指す。フェンダーを上記ポンツーンが水上にある様子に見立てる考え方である。1935年 コード(英語版)810/812など、1930年代の米国車に多く見られるデザインである。 当時ボンネットとフロントフェンダーは別構造にすることが一般的だったが、このようなデザインの場合では、通常フェンダー後ろ端にあたるティアドロップ部分をランニングボード(ドア下のステップ)とつなげ、一体化していた。810/812にはランニングボード自体がなく、フェンダーはボディから独立した大きなデザインで、非常にエレガントに見えた。これより前、コード社は、オーバーン・ボートテール・スピードスターのフロントおよびリアフェンダーに、すでにこのデザインを取り入れていた。 フランスのカロッセリエでもフィゴーニ・エ・ファラッシ(英語版)など何社かがこのデザインで高級車を製作していた。
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