米国における反響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 06:41 UTC 版)
「Formula 1: 栄光のグランプリ」の記事における「米国における反響」の解説
この作品が発表される以前はアメリカ合衆国(米国)ではF1のファン層は限定的だったが、この作品はF1にとって長年の悲願である「アメリカ人をF1ファンにする」ことに大きなインパクトを与えた。 シーズン1はタイトル争いをしている2チームが取材クルーの受け入れを拒否したため、各話は(レッドブルを除いて)優勝争いから遠い中団から下位のチームに焦点を合わせたものになったが、米国の視聴者たちはその点をあまり気にしなかった。 シーズン1が始まって最初のアメリカグランプリとなる2019年のアメリカグランプリは、2018年と比べてチケット売り上げが15%向上した。2020年は開催されなかったものの、2021年のアメリカグランプリでは会場であるテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズには3日間でのべ40万人以上の観客が足を運んだ(2018年は約264,000人)。その来場者の内のおよそ3分の2は、F1を現地で観戦するのは初めてだったと推定されている。また、テレビでも米国内で100万人以上の視聴者が同レースを観戦した。 こうした反響は、米国企業によるF1へのスポンサーとしての参入への関心を高めるという結果をもたらした。
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