第6次航海(1421年-1422年)
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「鄭和」の記事における「第6次航海(1421年-1422年)」の解説
6度目の航海は、永楽19年(1421年)2月になる。それまでとは異なり、朝貢に来訪していた各国の使節を送ることが主目的となっており、このため期間も短かった。今度もほぼ同じ航路を取って、帰国は永楽20年(1422年)8月だった。ただし、この航海で50歳の鄭和がどこまで行ったかについては論争があり、サムドラ・パサイまで鄭和が向かったことはほぼ確実とされているものの、そこで鄭和本人は引き返したとの説と、従来通りホルムズまで向かったとの説がある。いずれにせよ、前回同様分遣隊がスマトラで別れ、モルディブ、アフリカ東岸、アデンを経由し、永楽21年(1423年)に明へと帰着した。またこの時、鄭和艦隊の一部はベンガルを訪れている。
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