第6巻 - 第10巻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:27 UTC 版)
「SPRITE (漫画)」の記事における「第6巻 - 第10巻」の解説
ナミとの人格を分け合う生活にも慣れていく真奈美だったが、自分が消えることへの不安は拭えず、二重人格であることを心理療法士の時宗涼子に打ち明ける。時宗の心理療法でナミは封印され、真奈美もナミに関する記憶を失ったまま月日は過ぎていった。いつしかナミを強く求めるようになっていた徹は千晃を振って、ナミを再び呼び出そうと一計を案じる。「真奈美がナミに救いを求めるほどに恥ずかしい目に合わせ、自分がナミを呼び出せばナミを呼び出せるのではないか」と考えた徹は、真奈美と二人きりになった夜にそれを実行に移す。真奈美を傷つけるだけで失敗に終わるかと思われた矢先、ついにナミは現れたのだった。徹はナミに自分の想いを告白し、感激した彼女とついに結ばれる。初体験を終えた二人は食事へ出た帰りに公園に寄るが、ナミは突然漕いでいたブランコから月に向かってジャンプし、着地に失敗して頭を強打したことで昏睡状態となってしまう。病院に運ばれ意識を回復した真奈美はそれまでの記憶を失うが、以前よりも明るくなりかつての真奈美とナミが融合したような性格となる。だが徹と結ばれた夜を最後に、ナミは消えてしまったのだった。
※この「第6巻 - 第10巻」の解説は、「SPRITE (漫画)」の解説の一部です。
「第6巻 - 第10巻」を含む「SPRITE (漫画)」の記事については、「SPRITE (漫画)」の概要を参照ください。
- 第6巻 - 第10巻のページへのリンク