第5次政権
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「ホセ・マリア・ベラスコ・イバラ」の記事における「第5次政権」の解説
1968年、亡命していたベラスコ・イバーラは帰国し、大統領選挙で5度目の当選を果たして1968年9月1日に大統領に就任した。しかし経済は好転しておらず、1970年6月22日に財政危機が起きると彼は1967年に制定された憲法を停止して議会を解散させ、独裁者となった。1971年には民政移管を決め、1972年に選挙が行われることになったが、新議会でのポプリスモの優勢を危惧した軍がギリエルモ・ロドリゲス・ララ将軍を立てて4たびクーデターを起こし、1972年2月15日にベラスコ・イバラは失脚。パナマを経てベネズエラへと亡命した。 その後、1977年に民政移管が行われるとまたも出馬要請があったが、高齢のため引退を決意。1979年3月30日、キトにて86歳で死亡した。
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