第5幕『不幸のアンサンブル』(Miserere Loves Company)
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「モンティ・パイソン ノット・ザ・メシア」の記事における「第5幕『不幸のアンサンブル』(Miserere Loves Company)」の解説
♪「夢をつかんで」 - "Find Your Dream"(ファーガソン、マーサー、合唱団) ブライアンの夢にジュディスが現れ、自由のためにブライアンは殺されるだろうが思想は生き続けると話す。人生は短いとブライアンが歌うと、死ぬ前に絶望せず夢を見つけるようジュディスが諭す。 メキシコ風の曲で、オーケストラのトランペット隊がソンブレロをかぶってスタンドプレイを始める。また、舞台袖から、ソンブレロとポンチョ、付けひげを着けたジョーンズ、ギリアム、ニール・イネスが、マラカスを振りながら登場する。更に、ソンブレロと付けひげ、フラメンコ衣装を着けたクリーヴランドもそれに加わる。 ♪「逮捕!」 - "Arrested!"(パーヴィス、合唱団) ブライアンは遂にローマ軍に見つかり、ビッガス・ディカスによって捕らえられる。彼はピラト総督(ペイリン)の前に差し出されるが、総督は何故か「R」と「S」の発音ができず、民衆に笑われる。ピラトは苛立ちつつも、ブライアンを牢屋に連れて行くよう命じる。 ♪「しっかり働け」 - "A Fair Day's Work"(アイドル、合唱団) ブライアンの入った牢屋には、磔を望む変わり者の囚人ベンがいた。5年間逆さ吊りされていたベンは、磔をローマ人最大の功績と褒め称える。給料のためにしっかり働くよう説くベンだが、何故か曲の内容が『木こりの歌』をなぞり出す。合唱団が「今時ゲイなんか気にしない」と答えて曲が終わる。 ♪「ラストソング」 - "The Final Song"(ファーガソン、マーサー、プラウライト、合唱団) 磔が決まったブライアンは、愛するジュディスへの思いを歌い、彼女もそれに応える。マンディも、ブライアンとの別れを悼み歌を贈る。 ♪「人生の明るい面を見よう」 - "Always Look on the Bright Side of Life"(アイドル、ソリスト4人、合唱団) 磔されることで憂鬱になっているブライアンに、囚人の一人が「元気を出せ」と、口笛混じりに歌い出す。 会場ではペンライトが振られるほか、劇中登場したバグパイプ部隊が再登場する。
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