第4章「高城さんの恋人」
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「アグネス白書」の記事における「第4章「高城さんの恋人」」の解説
夏休み明けすぐ、白路さんがお腹を壊して急に高城さんとの約束を守れなくなったため、外出のついでに伝言を伝えに言ったしーの。図らずもその日一日を高城さんにエスコートされ、楽しいデートをした形になった。しかし当然、大奥が黙っていないことは想像でき、奇跡の高城さんとデートしたことに嫉妬した夢見の「ドミナ玲子が黙っているでしょうか」の一言で戦々恐々の日々を10日間も過ごすことになった。しかし高城さんはしっかりと大奥に釘を刺してくれていたため、無事であったのだが。一方でハンサムな男が最近しーののことを調べているらしく、夢見が偶然その御影という男性に聞かれ、「男なんかに渡さないんだから」などと憤慨する。そしてしーのに説明を求め、悪い虫が付くよりはと光太郎との仲直りを迫る。郵便事情で送れて届いた暑中見舞いのおかげで光太郎は折れたが、しかしそのデートの当日、待ち合わせの喫茶店でしーのの前に御影が座り、色々と探りを入れてくる。光太郎はそれを見て帰ってしまい、ますます仲がこじれてしまったばかりか、御影とのことを高城さんが聞いてきた上にやきもちを焼いているらしいその様子にしーのはますます落ち込んでしまう。夢見の仲介でようやく光太郎との仲直りデートにこぎつけ、光太郎は納得がいかないながらも里崎さんは単にファンなだけだという説明に理解を示す。しかしそのデートに突然御影が割り込んでくる。そこへ高城さんが何故か現れ、「しのちゃんはその人ともつきあっている」などと誤解を招くような発言をした上に抱きしめるものだから、御影は高城さんが本当にしーのが好きなのだという計略に引っかかり、立ち去る。そこへしてやったりと現れる虹子女史と白路さんは、呆気にとられる光太郎を残してしーのを連れ去ってしまう。実はこれは御影を追い払うために2人が仕組んだ計略で、しーのは利用されたのであった。それでも奇跡の高城さんの恋人として利用されたのだから、などと幸せだったのはつかの間、光太郎は電話をしてもだんまりで、しかもドミナ玲子からの怒りに震えた呼び出しが来るのであった。
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