第4章「菊花危機一髪」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 12:20 UTC 版)
「クララ白書」の記事における「第4章「菊花危機一髪」」の解説
菊花はある週末、しーのとマッキーに実家に遊びに来るように頼む。どうやら父親に最近漫画を描くことを続けているのではないかと疑われているらしいのだ。気乗りしない2人であったが、それを聞いて1も2もなく訪問を約束する。自分達がよき友人であることを示そうとマナーの勉強をする2人だが、駅前で光太郎が女の人と歩いているのを見かけ、西藤さんとのことも絡んで2人は険悪な雰囲気で訪問する羽目になる。そのためにチームワークは滅茶苦茶で、却って足を引っ張り合ってしまう始末。 その後、2人は菊花が門限になっても帰ってこないことに気づき、菊花の家に電話を入れる。菊花は全てばれてしまい、転校することになるだろうと告げる。2人は憤慨し、菊花の実家に向かい、そこで菊花の父親に出会うなり横暴だ何だと文句を付け出してしまう。そこへ菊花が慌てて駆けつけ、2人を部屋に押し込む。実は菊花はただの風邪で、前回の訪問で散々であった2人に軽い気持ちで仕返しをしただけであった。実際には父親は漫画のことなど忘れてしまっており、菊花に悪い虫が付いているのでないかと心配しているだけだったのだ。
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