第4の矢
別名:第四の矢、アベノミクス第4の矢
安倍晋三・第96代内閣総理大臣が推進する経済政策「アベノミクス」において主要方針とされる3策、通称「3本の矢」に加えて、第4の経済成長の動力として見込める要素を指す語。
2020年東京オリンピックの開催が決定した際、その見込まれる経済効果の規模から、オリンピック招致の成功が「第4の矢」とも形容された。
オリンピックの開催決定は、開催地となる東京を中心に、さまざまな分野で産業振興の効果をもたらし得る。競技場や宿泊施設、交通インフラなどを整備する需要が生まれ。関連産業には確たる見通しをもって投資ができるようになる。また、会期には多くの外国人観光客が訪れる。東京オリンピックの開催により得られる経済効果は、東京オリンピック招致委員会の試算によれば、およそ3兆円に上ると見込まれる。
アベノミクス3本の矢は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略、の3点であった。オリンピック特需によって経済復興・経済成長に弾みがつくことを期待する声もある。
関連サイト:
安倍内閣の経済財政政策 - 内閣府
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