第38回大会の男子両校優勝について
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「全国高等学校ハンドボール選抜大会」の記事における「第38回大会の男子両校優勝について」の解説
2015年の第38回大会では、準々決勝での得点記録ミスをきっかけとして、男子決勝が前半終了時点で中止される事態となった。 得点記録ミスのあった準々決勝は1点差で終了し、本来であれば同点で延長戦を行う状況であった。敗戦校は試合中から記録ミスを指摘しており、試合後も映像証拠を持参して抗議したが、競技委員長(当該試合の競技役員兼務)はどちらも退けていた。 2日後の決勝当日、大会会場へと向かう途中で一連の状況を知った日本協会会長は、男子決勝の中止と準々決勝延長戦からのやり直しを大会本部へと指示。しかし中止の意図が伝わらず、大会本部の判断で男子決勝は開始された。日本協会会長は決勝前半に到着し、男子決勝は前半終了をもって打ち切られた。 結局、日程面などの問題からやり直しは実施されず、第38回大会の結果は2校の優勝と3校の3位となった。競技委員長ら大会関係者数名は更迭されている。
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