第21軍_(日本軍)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 第21軍_(日本軍)の意味・解説 

第21軍 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 13:28 UTC 版)

第21軍
創設 1938年昭和13年)9月19日
廃止 1940年(昭和15年)2月9日
所属政体 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位
所在地 広東省
通称号/略称 波(なみ)
最終上級単位 支那派遣軍
最終位置 広東
戦歴 支那事変
テンプレートを表示

第21軍(だいにじゅういちぐん)は、大陸命第200号により大本営直轄軍として編成され、広州に入城し制圧した大日本帝国陸軍

沿革

昭和13年(1938年9月19日に編成され、編成後ただちに広東攻略戦に出動、塩沢幸一海軍中将指揮の第五艦隊に支援され、10月12日第18師団第104師団を以ってバイアス湾に奇襲上陸、10月13日には司令部も上陸し、10月21日広州に入城した。また第5師団珠江を遡行して11月2日仏山付近に進出、11月初頭には要域の制圧を終えた。

その後、付近の掃討作戦を行い広東をほぼ制圧、1939年(昭和14年)9月23日支那派遣軍戦闘序列に編入、1940年(昭和15年)2月9日に廃止された。

軍概要

歴代司令官

  • 古荘幹郎中将((陸士14期):1938年(昭和13年)9月8日 - 1938年(昭和13年)11月9日
  • 安藤利吉中将(陸士16期):1938年(昭和13年)11月9日 - 1940年(昭和15年)2月9日(廃止)

歴代参謀長

  • 田中久一少将(陸士22期):1938年(昭和13年)9月8日 - 1939年(昭和14年)8月1日
  • 土橋勇逸少将(陸士24期):1939年(昭和14年)8月1日 - 1939年(昭和14年)12月1日
  • 根本博少将(陸士23期):1939年(昭和14年)12月1日 - 1940年(昭和15年)2月9日(廃止)

歴代参謀副長

  • 藤室良輔大佐(陸士27期):1938年(昭和13年)9月8日 - 1939年(昭和14年)3月9日
  • 佐藤賢了大佐(陸士29期):1939年(昭和14年)3月9日 - 1940年(昭和15年)2月9日(廃止)

所属部隊

昭和14年末

最終所属部隊

脚注

  1. ^ a b 藤井 2020, 148頁.
  2. ^ a b c d 藤井 2020, 149頁.

参考文献

  • 藤井非三四 著『知られざる兵団 帝国陸軍独立混成旅団史』国書刊行会、2020年。ISBN 4336065977 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第21軍_(日本軍)」の関連用語

第21軍_(日本軍)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第21軍_(日本軍)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの第21軍 (日本軍) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS