第1楽章 Andante ma non troppo sostenuto ma teso - (Allegro)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/18 02:29 UTC 版)
「交響曲 (ピツェッティ)」の記事における「第1楽章 Andante ma non troppo sostenuto ma teso - (Allegro)」の解説
イ短調(正確にはイ音を主音とするフリギア旋法)、4分の3拍子。序奏付きのソナタ形式。 冒頭、ホルンとファゴットのユニゾンにより、グレゴリオ聖歌風の循環主題が提示される。弦楽器、木管楽器も加わって最初の頂点を築くとアレグロの主部に入る。イ短調の飛び跳ねるような第1主題の提示のあとすぐに、ホルンにファンファーレ風の第2主題が登場する。これら二つの主題と、循環主題が駆使されてソナタ形式を構成している。展開部が比較的長めに書かれている。再現部においては、第2主題のファンファーレに導かれて、第1主題がやや変化して再現される。静かにイ短調に終結する。演奏時間約16分。
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