第1事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 11:24 UTC 版)
貨物列車の脱線と下り本線の支障 事故が発生した当日は、早朝に東北地方で発生した地震[要出典]と、東北本線古河駅で発生した脱線事故の影響で、常磐線のダイヤが乱れており、夜になってもわずかながらダイヤの乱れの影響が残っていた。287列車は通常ならば三河島駅を通過してそのまま下り本線に入るが、取手行2117Hが上野駅出発の時点で2分30秒ほど遅れていたため、三河島駅で同列車の到着・出発を待つことになった。 287列車の機関士は三河島駅の場内信号機を注意現示で進入した。しかしその先の出発信号機の停止現示を見落とした。通過直前で気付き、あわてて非常ブレーキを作動させるも間に合わずオーバーラン。安全側線に進入し脱線、下り本線側に傾斜する状態で停車した。
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