第八夜 - 第十夜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/23 02:30 UTC 版)
ガブガブ自身が創作した「食べ物語」である叙事詩『ピクニック王・グズル2世』。強欲な先代の王が緊縮財政を採った為、国庫に莫大な資産が保管されていることを知ったグズル2世は一転して積極財政を採り、王国はたちまち世界一の経済大国となった。グズル2世は美食家でもあり、特に世界各国から王侯貴族を招いてのピクニックはその規模の大きさと華やかさで知られ、グズル2世は名君として国民から敬愛された。しかし、グズル2世の甥が大蔵大臣と結託して王を追放し、経済大国から軍事大国への転換を提唱する。グズル2世の治世を懐かしむ国民は軍需工場を焼き払って反乱を起こし、甥を王位から追放してしまう。亡命していたグズル2世は高齢を理由に国民の多くに嘱望されていた復位を辞退し、年に1度だけ国民が自身の誕生日に祝う「ステーキとキドニー・パイ」記念日だけ帰郷することを約束した。
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